矯正中のブラッシング方法

歯ブラシ
ポイント
●軽い力で!歯ブラシの毛先を使って! → ペングリップ
●小刻みに振動させる!
●歯ブラシを歯肉に対して45°くらいに傾けて!
●3度分け磨き

基本
歯ブラシの基本特に汚れのつきやすいブラケットの周りは、歯に対して45°の角度で歯ブラシを当てる。「ななめ上」「ななめ下」「正面」の3方向に分けて優しく丁寧にブラッシングを。
この時、毛先を軽く押しこむようにして歯を1本ずつ磨くのがポイント。

汚れがたまりやすい部分
上のやり方で全体を磨き終わったら、この汚れがたまりやすい部分をポイントで磨いていきましょう

歯と歯ぐきの境目<歯と歯ぐきの境目>
45°にブラシを当てて小刻みに。

前歯の裏<前歯の裏>
歯ブラシをタテにして、1本ずつかき出すように。

奥歯の溝<奥歯の溝(かみ合わせ面)>
デコボコが多く食べカスが入りこみがち。歯ブラシを平行に小刻みに。

奥歯の裏<奥歯の裏>
歯ブラシを斜めに倒して、優しく小刻みに。歯ぐきをマッサージするような感じで動かすと血行促進に。

奥歯のほお側<奥歯のほお側>
ここは歯ブラシが届きにくく、特に上の奥歯は磨き残しがち。歯ブラシのヘッドを小刻みに動かして、1回ずつ優しく押し込むような感じで。

オーソワン
オーソワン使用時バンドの入った歯とその隣の歯、バンドと歯肉の境目は特に注意して磨いて。磨き残しやすい場所!

歯と歯の間に軽く押し当て、小さく円を描くような感じで。

歯間ブラシ
歯ブラシの基本ワイヤーの下もスルッと入るので、ブラケットの横のみぞも磨けます。上の歯は、ワイヤーの上からだと入りにくいので、ワイヤーの下から差し込むようにするといいです。

デンタルフロス
使い方
デンタルフロス1(1) フロスの長さは約40cm。(指先からひじまでが大体の目安)

デンタルフロス2(2) フロススレッダー(糸通し)の輪の中にフロスを通す。

デンタルフロス3(3) フロススレッダーの先をワイヤーの間に通し、そのまま引き出す。

デンタルフロス4(4) フロスがワイヤーの下に通ったら、両手の中指の関節辺りにゆるく巻きつけ、10~15cmくらいの間隔になるようにする。

デンタルフロス5(5) 両手の親指と人差し指でつまんでピンと張ってみたとき、幅が2~3cmになるようにする。

デンタルフロス6(6) 歯と歯の間にゆっくりスライドさせながら入れていきます。歯の側面をこするようにして汚れを落とします。
*コンタクトポイント ・・・・・・ 歯と歯の接触しているところを通過するときは少しきつい感じがしますが、パチンと勢いよく入れると歯ぐきを傷つけてしまうので注意して下さい。

場所によって使い方が変わります
場所による磨き方の違い
磨き方
磨き方

歯と歯ぐきの境目よりちょっと下、つまり歯ぐきに少し隠れるまでフロスを入れます。
ここが一番歯垢がたまりやすい部分。そして、歯に合わせているフロスがVの字になるように!
沿わせたらゆっくり前後に動かしながら上へ。歯の片側を掃除し終わったら、もう片方の歯にも沿わせてお掃除しましょう。次の歯間に移るときは使用済みの部分をずらして、常に新しい部分でお掃除して下さい。すべての歯間をお掃除し終わったら軽くうがいをしましょう。

注意点

カウンセリングをおこなっております

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