当院では目立たない白いブラケットや、見えにくい舌側矯正装置(裏側矯正装置)、透明なマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)をご用意しています。それぞれに特徴がありますが、効率よく歯を動かすには唇側矯正(表側矯正)が最適だと考えています。
【理由1】ワイヤーの微調整が可能!
ブラケットを用いた矯正は、ワイヤーの弾性を利用した矯正方法で、歯に力が伝わりやすく非常に高い矯正力が働きます。歯に沿ってアーチを描くようにワイヤーで繋がりますが、表側と内側の長さを比べると表側の方が長くなります。ワイヤーは、ブラケットとブラケットの距離の長い方が持続的で効率的な弾性力が働いて微調整しやすくなり、歯が動きやすくなります。そうした理由から、当院では唇側矯正装置(表側矯正装置)をおすすめしています。
【理由2】あらゆる症例に対応できる
顎のズレや噛み合わせの不調和の程度が大きい場合、舌側矯正装置(裏側矯正装置)やマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)では対応が難しい場合があります。特にマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は顎のズレがない場合にはとても良い治療法ですが、全ての症例に対応できる装置ではありません。唇側矯正装置(表側矯正装置)は症例を選びませんので、あらゆる症例に対応でき、より精度の高い治療が可能だと考えています。
【理由3】舌側矯正装置(裏側矯正装置)に比べて治療期間が短い
唇側矯正装置(表側矯正装置)の一般的な治療期間は、2年から3年かかります。これに対して舌側矯正装置(裏側矯正装置)の場合は、歯の動きが比較的ゆっくりになり、治療期間も長くなります。それに伴い通院回数も増えるので、唇側矯正装置(表側矯正装置)に比べると治療費負担が大きくなります。唇側矯正装置(表側矯正装置)により、治療期間や費用を抑えることができるのです。