ホワイトニング Q&A

Q1. 市販の歯磨き粉で歯を白くすることはできないの?
A1. ほとんどの歯磨き粉には、研磨剤が入っていますから、歯の表面の汚れを落としたり、ホワイトニングで白くなった歯の維持には、役立ちますが、「白くする」という効果は期待できません。決定的なホワイトニング効果を持つ薬剤は「過酸化水素」および「過酸化尿素」の2種類しかありません。これらの薬剤の市販は、薬事法で禁じられており、歯科医院でしか扱えません。

Q2. ホワトニングは歯にダメージはないの?
A2. ホワイトニングの安全性は、様々な大学や研究機関の発表により、「歯にダメージを与えない方法」として確立されています。
ホワイトニング剤の主成分は「過酸化水素」、または「過酸化尿素」であり、米国食品医薬品局(FDA)成分の安全性を保障しています。他の副成分も食品添加物や化粧品の許可番号を得たものなど、安全な原材料を使用しています。また、これまでホワイトニングが先行しているアメリカで、数千人が体験していますが、事故報告は1件もありません。

Q3. ホームホワイトニングのジェルを飲んでしまっても大丈夫?
A3. 「過酸化尿素」主体のホームホワイトニングのジェルの濃度は、3%の過酸化水素(オキシドールと同じ成分)に置き換えられています。オキシドールは、副作用や毒性がないことから長年、口の中の洗浄や殺菌に使用されており人体に対する安全が確立されています。

Q4. ホワイトニング後の飲食に気をつける必要はある?
A4. ホワイトニングしたその日くらいは、色素の強い食べ物を避けたほうが良いでしょう。

Q5. せっかくホワイトニングで白くしたのに、数か月で色が後戻りする。どうして?
A5. 後戻りはします。これは仕方がないことなのです。色の後戻りには2つの理由があります。

(1)歯の表面に着色してくる・・・ホワイトニング後でも日常生活の中で、タバコ・お茶・コーヒー・醤油など着色性の強いものを摂取することで、徐々にエナメル質に有機着色物として沈殿していき、歯の色を黄色っぽく見せます。

(2)歯の再石灰化によりマスキング効果がなくなる・・・歯には軽度のむし歯を予防する「再石灰化」という自己修復作用があります。これによってホワイトニングで曇りガラス状になったエナメル質も、数か月でもとの状態に戻り、歯を白く見せているマスキング効果が消滅します。ホワイトニングで白くなった歯の白さを維持するためには、3ヶ月~6ヶ月毎のクリーニングやホワイトニングでメインテナンスしていく必要があります。また、ホワイトニング成分が入った歯磨き粉でしっかりと歯磨きをしていただくと、ホワイトニング効果が長持ちします。

Q6. ホワイトニングは痛くないの?
A6. 基本的には痛みはありません。ただし、歯に亀裂や破折などがある場合を除いてです。人によっては知覚過敏がでる場合がありますが、ほとんどの場合、数分~数時間でおさまります。

Q7. むし歯や差し歯だけど、ホワイトニングで白くできるの?
A7. むし歯の方はその治療が終わってからホワイトニングすることをおすすめします。差し歯の方は、残念ながらできません。クリーニングで表面の汚れを取ることはできますが、白い歯を望むのであればホワイトコートがおすすめです。

Q8. 歯の白さを奪う原因は?
A8. 子供のころはみんな、キラキラの白い歯をしていたはず。それが年齢を重ねるにつれて、どうしてくすんだり、黄ばんだりしてしまうのか。その理由は、加齢によって歯の表面のエナメル質が薄くなることで、その下にある象牙質が透けることで黄ばんで見える内的要因と、食べ物や飲み物によってつく外的要因があります。

コーヒーや紅茶、ウーロン茶などのお茶類、赤ワインなどの飲み物を習慣的にとっていると、その着色成分が少しずつ歯の表面にくっついて、歯の白さが失われていきます。また食べ物では、カレーやベリー類。もちろん喫煙も原因の一つ。皆さんの生活習慣が歯の色に影響しているのです。普通の歯みがきではなかなか落としにくいステインも、毎日のケア次第で改善することが出来ます。

Q9. ホワイトニングジェルは1本で何週間持ちますか?
A9. ホワイトニングジェルの使用量は、1つの歯に対して米粒大使用していただきます。歯の大きさや、少し染みるという方は1日おきの使用になったりと、何週間持つかは個人差があり、使用頻度によりますが、4本で約1カ月が目安です。

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