知覚過敏は歯の表面部分のエナメル質が何らかの原因で傷つき、削れてしまうことによって象牙質が露出し、象牙質に様々な刺激が加わって、象牙細管→歯髄神経→脳に刺激が伝わり、「ズキン!」といった歯がしみる症状へとつながります。
ですので知覚過敏の直後の原因は「エナメル質が傷つき、削れた結果、象牙質が露出してしまう」ことなります。(そのため知覚過敏は『象牙質知覚過敏』と呼ばれています。)
そして露出した象牙質に、
・冷たい(温かい)飲食物
・甘いもの
・歯垢(プラーク)
・歯ブラシ
・風
などの刺激が加われば、「ズキン!」、「キーン!」、といった歯がしみる症状となるのです。なぜエナメル質(セメント質)が傷つき、削れてしまうのでしょうか?
この原因は一つではなく、ここにあげた原因以外にも様々な原因が考えられます。