開院するにあたり物件を探していた時、ある不動産屋を訪ねるとこんなことを言われました。「あなたのお父さんも、30年前に草薙で開業場所を探していて、うちに相談に来たんですよ」と。親子二代、同じ不動産屋、同じ草薙で物件を探していた事実に驚くとともに、不思議なご縁を感じました。
幼稚園の頃、父と兄と一緒に遊んだ県立大学横の広場。学生時代、自転車をこぎながら通った県立図書館。地元を離れ、帰省した時にいつも行った県立美術館。人生の選択肢に迷った時は、必ずといっていいほど県立美術館裏の丘の上に立ち、考えを整理していました。私にとって「草薙」という地は、自分自身をリセットできる場所です。その草薙の地で開院できたことを本当にうれしく思います。
歯の色や歯並びに悩む患者様にとって、笑顔を取り戻して当院が気持ちをリセットする場になって欲しいと願いながら、日々診療を続けています。